昨日「米アップル、教育事業に参入(朝日新聞)」などという記事をご覧になった方も多いことでしょう。
記事は「アメリカで19日、iPadを使った教育事業に本格参入と発表」と続きます。
アップルは(アメリカでは)かなり早い時期から大学にMacを導入するなど教育分野への進出が印象的でしたが、安価で使いやすいiPad2や近々の投入が噂されるiPad3といった端末、iTunesといったプラットフォームの充実を背景に大攻勢をかけるようです。
iPadには「iBooks 2」というアプリをインストールすることになりますが、注目は「iBooks Author」という電子書籍制作アプリも無料で提供されること。
アップルジャパンのサイトにはまだニュースが上がっていませんが、こちらのサイトで概要を知ることができます。
・Apple純正の電子書籍制作アプリ「iBooks Author」のココがすごい!(AppBank)
私もまだチラっと見ただけですが、非常に簡単に電子書籍の編集ができるようです。しかも作成した電子書籍はiBookstoreで簡単に販売できるようになるとのこと(現在、日本での対応未定)。
iPadと言えばICT活用/支援授業の実証実験でも使われている端末。電子教科書や児童生徒が使う教材を、と考える教員や教育コンテンツホルダーは多いでしょう。
今後の動きに注目です。