今日もK市の学校を訪問しました。
明日、視察団の訪問と公開授業があるため、放課後に環境の最終確認をしました。
本校と分教室をNTTアイティの「ミーティングプラザ」で結んで遠隔授業を行います。
このミーティングプラザというASPサービス、以前も紹介したと思いますがなかなかスグレもの。
Webブラウザが使える環境だと、だいたいどこからでも利用することができ、Webアプリケーションなのでプラグインの他に特別にインストール作業は必要ありません。ポート開放といった作業も不要です。
このミーティングプラザを用いて、PowerPointのスライドを分教室の子どもたちにも提示して(「ファイル共有」という機能)授業を行う予定。
ですが、ひとつ問題が持ち上がりました。利用時の快適さは使用するネットワークの帯域に左右されます。
ファイル共有を行う場合、授業の時間帯や共有するファイルのサイズによっては狙い通りの品質の授業が行えない可能性が出てきました。
解決策は2つ。ひとつは帯域を増強(もしくはネットワークの空いている時間帯に授業を実施)する。
もうひとつは、授業で使用するファイルをあらかじめローカルのパソコンにコピーしておく。
帯域が本当にひっ迫するなら後者です。先生の指示で子どもたちがファイルのページを表示する不便はあるかもしれませんが。もっと言ってしまうと、資料をコピーしてあらかじめ配布するという手も考えられます。
しかし、明日の公開授業は視察ということもあり、ぜひミーティングプラザの機能で完結させたいという意向があるようです。
明日はネットワークが混雑しないことを祈りますが、普段の授業では柔軟な、無理をしない対応が必要と思います。
ICT活用の最適化は今後の課題でしょう。