本日(2012/4/13)付の読売新聞より『特別支援の手法 通常学級に』という記事。
この読売の記事を読んで、こんなことを思いだしました。
以前、短期間ではあったが障がいを持つ方々の支援団体をIT分野でサポートさせて頂き、その時にこんなことを学びました。
『障がい者にやさしい施設は、一般の方々にとっても使いやすい』
確かに、車いすが余裕を持ってすれ違える、広々とした廊下を歩くのは気持ちの良い体験でした。
バリアフリー(障害を取り除く)の発想からユニバーサルデザイン(誰にとっても使いやすく)へ。
これは新鮮な体験でしたね。
ちなみに私が身をもってユニバーサルデザインを体験した宿がこちらです。
記事にもあるように、「特別支援教育の手法を導入することで、授業が分かりやすくなり、子どもたちの集中力も高まる」効果はあるでしょう。
そしてそれは特別なことではなく、「掲示物を教室の後ろに貼って授業中に気が散るのを防ぐ」「教師がジェスチャーを交えて理解を図る」といった事から始められるのです。
教育のユニバーサルデザイン。
この着想を普段着のICT利活用にぜひ生かしてほしいものです。